2018年11月08日
スクーターの全波整流化について
充電回路を安価に仕上げる為、多くの安いバイクは半波整流回路となっています。
これは発電された交流の振幅波を、上半分にスパッと切った整流方式で、下半分は使われていません。
なんかもったいなくないですか?
その点、全波整流は交流の振幅波の下半分を逆相させて上半分につなげるので、発電された
電気を全て効率よく使う事ができます。
その為、バッテリーの充電電流も上がり、電装品の使用用途が広がります。
そして、ポジションライトやヘッドライト系統を、交流式からバッテリーの直流式にする事ができます。
これは、アイドリング状態でもしっかりとした明るさで照らすことができるとともに、将来的にHIDやLEDタイプのヘッドライト(通常は交流式はポン付け不可なので)にする事も可能になります。
今回はサードパーティの全波整流レギュレートレクティファイヤが手頃な価格で手に入ったので、
ボロスクの電装系を全波整流化してみたいと思います。
購入したレクティファイヤはこれ
中華製で、しかも480円なので耐久性や信頼性が未知数です(^^;;
一般的な全波整流化では、改造しやすい方法や配線の取り回しが少ない手法で行なっている方が多く、
出先でのレクティファイヤ故障時など万一の時に、
回路を比較的簡単に元に戻せる事を考えていない様に感じます。
ちょっと考えてみません?
もしも夜間や出先でレクティファイヤが昇天してしまったら大変だと思いませんか?
そこで私は、元のレクティファイヤを残しつつ、万一故障してもギボシ配線を繋ぎ変えるだけで、いつでも元の純正回路に戻せる様に検討してみました。
主な回路図はこれだけ笑
▲元々のタップ黄色線はそのまま残すのがミソ
黄色線①はそのまま、新設した黄色線②をこのようにアースに落とせば、オリジナルの
半波整流のための回路構成となります。
全波整流のレクティファイヤを使う場合は、黄色線②を①に接続し、はずした黄色線①
はオープンにする(アースに繋いじゃダメ!)だけでOKです。
では実際に作業していきます。
つづく
これは発電された交流の振幅波を、上半分にスパッと切った整流方式で、下半分は使われていません。
なんかもったいなくないですか?
その点、全波整流は交流の振幅波の下半分を逆相させて上半分につなげるので、発電された
電気を全て効率よく使う事ができます。
その為、バッテリーの充電電流も上がり、電装品の使用用途が広がります。
そして、ポジションライトやヘッドライト系統を、交流式からバッテリーの直流式にする事ができます。
これは、アイドリング状態でもしっかりとした明るさで照らすことができるとともに、将来的にHIDやLEDタイプのヘッドライト(通常は交流式はポン付け不可なので)にする事も可能になります。
今回はサードパーティの全波整流レギュレートレクティファイヤが手頃な価格で手に入ったので、
ボロスクの電装系を全波整流化してみたいと思います。
購入したレクティファイヤはこれ
中華製で、しかも480円なので耐久性や信頼性が未知数です(^^;;
一般的な全波整流化では、改造しやすい方法や配線の取り回しが少ない手法で行なっている方が多く、
出先でのレクティファイヤ故障時など万一の時に、
回路を比較的簡単に元に戻せる事を考えていない様に感じます。
ちょっと考えてみません?
もしも夜間や出先でレクティファイヤが昇天してしまったら大変だと思いませんか?
そこで私は、元のレクティファイヤを残しつつ、万一故障してもギボシ配線を繋ぎ変えるだけで、いつでも元の純正回路に戻せる様に検討してみました。
主な回路図はこれだけ笑
▲元々のタップ黄色線はそのまま残すのがミソ
黄色線①はそのまま、新設した黄色線②をこのようにアースに落とせば、オリジナルの
半波整流のための回路構成となります。
全波整流のレクティファイヤを使う場合は、黄色線②を①に接続し、はずした黄色線①
はオープンにする(アースに繋いじゃダメ!)だけでOKです。
では実際に作業していきます。
つづく
Posted by 剣 流星 at 07:43│Comments(0)
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