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2018年10月03日

さて…エンジンでも組立てますか!?




長年滲んだ2stオイルとホコリで黒団子状態だったオイルポンプとセルモータを外してOH

洗油とナイロンブラシで綺麗にし動作チェック。
問題なしと。


▲組付けを待つオイルポンプとセルモータ
今回はここから始めます。

下の画像は、オートバイスタータ(Automatic Bystarter)
いわゆるオートチョークです。

これは電気式じゃなくて、バイメタル式らしいです。シリンダーヘッドの熱を感知してキャブのチョーク機構を制御します。


▲配管見ると、負圧を使っているみたい

どうもこのバイスターター、癖が悪い様で、エンジン温まってもチョークオフにならない個体が多いらしい?!

分解不可なので、上手く機能してくれる事を祈ってます。

続いて…
コイツは強制空冷エンジンなので、風を効率よくシリンダーに当てるためのファンシュラウドを取り付けて…



左下の穴にはオイルポンプのギヤを差し込みます。クランクのギヤと噛み合って、エンジン回転数に合わせてオイルを吐出するのね。

右下の穴には、セルモータが入ります。


▲オイルポンプとセルモータを組んだ所

実はバラす時、セルモータがなかなか外れなくて、、、
じゃあオイルポンプを先に外すかとネジを探すも、セル外さないとオイルポンプのネジが外れない!?

で、なんとか隙間からレンチ届いて緩められるんだけど、そのボルトが絶妙の長さでモータに当たって抜けない。
これ設計ミスだよなあ。学生の頃の製図授業でこれやったら、絶対アウトだよなぁなんて昔を思い起こしながら独りでニヤニヤwww


▲排気ポートから覗いたピストン

ピストンの状態は良さそうだけど、排気ポートはカーボンが…
気分的に良くないので、ケミカル使って綺麗に。

続いて、綺麗にしてあったクランクカバーも取付られ、大分カッコがついてきました。



カバー開けて見た感じ、ドリブンプーリーは外周目一杯にベルトが来ていたけど、ドライブプーリーの方は1番外周まで擦れてません。これじゃ最高速が伸びません。恐らくドライブプーリーのウェイトローラーがすり減っているのかVベルトの交換時期なんだと思います。

この部分はあらためて組み直す考えでいます。というのも、純正Vベルトが廃盤で、ネットで調べる限り社外品や互換品、流用品もまともに使えるのかちょっとあやふやなので。

今回エンジン部分はここまでとして、先ずはバラバラのこいつを元どおりに組み直していきます。




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