oresamaなブログ

DC12VからAC100Vに変換された電気を、コンセントを通じてレガシィ後部の13極カプラー
の空きピンに導いています。

これはトレーラ側の13極カプラーです。



レガシィ側で作られたAC100Vはここからトレーラ内に引き込まれます。

トレーラには通常、外部商用電源を車内に引き込むためのフックアップコネクタがあります。
うちのトレーラの場合は車体右側中間部に12vバッテリと共に納められています。





私は現在、前述のレガシィ側で作られた電源と外部商用電源の配線を並列接続して
トレーラ内部に引き込まれています。
従って、13極カプラーをレガシィと繋いだまま外部商用電源にコンセントを接続すると…

レガシィのインバータが壊れます

本当はここに、外部商用電源を繋いだら13極カプラー側の配線を切り離すために、
コンタクタリレーを挿入する方が安心です。

我が家の今の利用スタイルでは、13極カプラを接続したまま外部電源に家庭用100vを
印可することは考えにくいので、今はこの部分にコンタクタリレーを入れていません。

続いてトレーラ車内です。
トレーラ車内にもバッテリーを積んでいて、そのバッテリーを使ってAC100Vを作るインバータも
積んでいます。うちはちょうど安く中古を手に入れられたので、1500Wの変形擬似正弦波のイ
ンバータを取り付けています。（右側青い箱）



これで作られたAC100Vは、トレーラ内に数カ所作ってあるコンセントや、冷蔵庫、TVなどの
電化製品に配線されています。



ここでひとつ問題が出ます。
レガシィで作られた電源＋フックアップコネクタからの電源配線とこのトレーラ内で作られ
る電源とを、うまく切り分けをしないとこのインバータも煙を噴くことになりかねません。

そこで、上記写真左側に写っているコンタクタリレーが出てきます。
アップはこちら。



このリレーで、①レガシィで作られた電源とフックアップコネクタからの商用電源との
並列配線、②トレーラ内で作られた電源、この二つがバッティングしないように自動
で切り分けているのです。

こうすることで、レガシィでトレーラを牽引中はレガシィで作られた100Vをトレーラ内に低ロス
にて送電し、トレーラ内にある冷蔵庫やバッテリー充電器を動作させることができます。

また、キャンプ地ではトレーラ内に設置してあるインバータをオンにすることで、トレーラ内で
電化製品が使えます。そして、13極コネクタを外してから外部電源をフックアップすることで
トレーラ内のインバータ出力配線をコンダクタリレーが切り離し、インバータを壊すことなく
安心して外部電源も利用することができます。

ちなみにトレーラ内に標準装備されているバッテリー充電器(12V15A容量）は、この
ブレーカと一体になっていて上部にスイッチがついています。



トレーラ内には2種類のバッテリーを積んでいて、利用スタイルで切り替えて使えるよう
に配線しています。写真はバッテリー切り替えスイッチです。
TMLのメンバーさんから安く購入させていただきました<(_ _)>



本当は一気に仕上げたいのですが、限られた時間でDIYしているので構成としては
まだ完成ではありません。
漏電ブレーカの設置や、将来の発電機での運用も考慮して、13極コネクタからとフ
ックアップコネクタからの電源を切り分けるコンタクタリレーを設置したいと考えて
います。