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2018年11月22日

スクーターの全波整流化計画【完成】

A.C.ジェネレーター配線を一箇所変更して、その線を引き出します。

そして、メインハーネスとの接続部分で、繋ぐ配線を選択することで、従来のオリジナル配線と新設の全波整流配線を切り換える事ができるようになりました。


▲この接続方法はオリジナル配線になります

新設した黄色線をボディアースのギボシに接続すれば、ステーターコイルの片側をアースに落とした、オリジナルの回路図通りのA.C.ジェネレーターになります。

また、右上の従来の黄色線を外し(この時アースに落とさない)、そこに新設した黄色線を接続すれば
全波整流用の回路が形成されます。

この様に、改造ポイントの一つは、ステーターコイルの加工です。

そして二つ目のポイントはレギュレートレクティファイヤです。

全波整流化するには、それ用のレギュレートレクティファイヤを用意しなくてはいけません。
こんな感じでスクーター後部フェンダーに取り付けました。


▲下の放熱フィンが黒いのが全波整流用のレギュレートレクティファイヤです

右上の放熱フィンがついたマッチ箱みたいなのが純正
のレクティファイヤです。
ここに左の白いコネクタを挿せば、このレクティファイヤを使う構成になります。

そして、全波整流レクティファイヤを使うには、白いコネクタに、
このレクティファイヤから出ている4色の線を挿せばOKです。

最後のポイントは、、、

ヘッドライトスイッチの配線を変更してバッテリー給電にします。
従来の配線では、A.C.ジェネレーターで発電された交流がレギュレートされてヘッドライトスイッチに来ています。
全波整流レクティファイヤを選択したときは、バッテリーからの直流がヘッドライトスイッチに行くように、ギボシ等で切り回します。

これで、もし全波整流レギュレートレクティファイヤが故障しても、
従来の配線に3ステップで戻せるようになりました。

今ではバッチリとアイドリングでもヘッドライトが暗くなることなく、
バッテリー電圧も一定になりました。

今回は500円程度で全波整流化できたので、お得感タップリですね!

その1
その2
その3






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