キャンピングトレーラーの車検整備したところ…
ナンバーの付いているキャンピングトレーラーなので、普通自動車と同様に2年毎の車検が必要です。
車検といっても、キャンピングトレーラーにはエンジンが付いていないので、実は税金含めた車検にかかる費用はそんなに高くはありません。
そして、検査の重要ポイントは、ヒッチカプラーと呼ばれる、牽引車と接続する装置から慣性ブレーキ周りとウインカー灯やブレーキ灯の状態でしょうか。
購入して10数年経ちますが、車検毎に民間車検工場で分解点検清掃調整を行っていて、前回まではブレーキシューの厚さも交換するほどには減っていませんでした。
この2年間の出動距離も大したことなく、偶にブレーキ鳴きしたりブレーキショックを感じる事があるぐらいでした。
朝イチで工場に預けてしばらくしたら、ケータイに着信が。。。
「ドラムブレーキ開けたらゴソッとライニングが落ちてきたよ。これ交換だね」
▲ライニングが剥がれて鉄板ベース剥き出し状態のシュー
どうやらブレーキシューに貼ってあるライニングと呼ばれる摩擦材が、経年劣化?で剥離、ブレーキドラムの中でバラバラ粉砕していた模様です(汗
「で、ブレーキシュー注文しようと部品屋に聞いたら、このタイプは見たことないって言われたんだけど、部品わかる?」って
▲ライニングの破片が落ちてる
早速工場に行き状況確認。
シューの刻印などから、なんとか部品を特定する事ができました。
▲型番とAL-KOでググり特定
しかし部品は海外製(ドイツ)しかも日本ではマイナーなキャンピングトレーラー用のパーツなので、国内在庫を探すのも手間だしべらぼうに高価と思われる。といって、個人輸入するのにもこんな状況からでは入手に時間がかかり過ぎる。下手すりゃひと月かかるぞ。
さあ困った。
「ダメ元で聞いてみるか?」
どうやらライニングをシューに貼り付けてくれる業者が近くにいるらしい。が、このサイズに合うライニングがあればの話。
すると夕方電話がかかってきて、初めて見るタイプだけどやってやるよって!
やはり餅は餅屋だねー。
職人気質のプロフェッショナルにはホント頭が下がります。
翌日に、綺麗に錆落としして防錆処理されたベースにライニングが貼られた、新品同様のブレーキシューを見て感激しました。
そして感激のあまり写真を撮り忘れてしまった自分でした笑
追記(2021-07-28)
請求書が来てました。
ライニング貼り替えですが、1枚当たり2000円でした。シューは2個1組で左右の2輪なので、ライニング貼り替えとしては4枚分となり8000円でした。
激安〜!!
もちろん純正は純正のいいところあるんだけど、ライニングの貼り替えという手段も頭の片隅に入れといてもいいかもしれませんね。
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