こんな風に、アンモボックス底面には3㎜ほど盛り上がった部分があるので、4カ所に丁度良い3mm厚の粘着マットを貼り付けます。
▲ダイソーで100円 耐震保護用途だけじゃなく多用途に使える
恐る恐る装填してみます。仮なので簡単に取り出しできるように紐をくくりつけて、上からアンモボックスに挿し込んでいきます。
▲スカスカと思いきや意外とキツイ もう少しアクリル板を小さく切り出せば良かった(^^ゞ
というわけで、少しアンモボックスに干渉する部分をアクリルカッターで微調整。
今度はしっかりとアンモボックス底面まで装填することができました。
▲緑の紐は不要なので最後にカットする
アンモボックスに「中身」を入れてみて意外にもギューギュー状態だったので、底面に貼った粘着マットは不要って事で剥がしました。逆にバッテリ底面に3mm厚のスポンジゴムマットを貼り付けました。そのまま押し込めばガタつくこともなさそうです。そして取り出すときには、アンモボックスごと逆さまにして揺すれば「中身」が出てくるというアバウトさ(笑)
実は、、、固定方法をいろいろと考えていました。
折角の防水・防塵なアンモボックスなので、ネジ留めやリベット留め等で筐体に穴を開けたくありませんでした。そこで、粘着マットで自重と合わせて固定という目論見だったのですが、結果オーライとなりました。
▲大電力用、小電力用2つの陸式ターミナルで使い分けできる
ACインバータは、裏面にある冷却ファンを逆向きに取り付けて、表面に排熱する様に改造しました。インバータをバラして確認した内部構造は、あまり冷却効率が良いとは言えないパーツ配置だったので、これなら風向きを逆にしても問題無いだろうとの自己判断です。
▲右スペースにはPD・QC・USBアダプタやシガーソケットを仕舞うのに丁度良さそうだ
バッテリ表面までの深さが4センチほどあるので、ここにも充電用ケーブルや諸々の部材が仕舞えます。
▲無骨な陸式端子でワイルドに見せつつ透明アクリルで配線内部を魅せる
▲原則LiFePO4バッテリセルは、立てて保管・使用なので、長期保管時はこのように置くことになる!?
▲今回、物理スイッチは付けていないがBMSの「batt off」機能で、意図しないショートや無駄な電力消費を防止できるので保管時も安心だ
さて、
頭書の計画から諸々変更などありましたので、最終的な今回のポータブル電源スペックをあらためて記しておきます。
バッテリ: LiFePO4 リン酸鉄リチウムバッテリ 3.2V 100Ahセル(H195×W135×T35/1.8kg)× 4シリーズ
容量: ポータブル電源式表記 400,000mAh/1,280Wh/3.2V
ディープサイクルバッテリ式表記
12.8V 100Ah(10時間率)
出力: DC12V 陸式ターミナル×2(50A、130A)
シガーソケット(15A)接続と充電用端子も兼用
USB出力端子×2(ACインバータ部)
AC100V (定格300W、最大600W、純正弦波55Hz)
拡張: 陸式ターミナルに接続したシガーソケットにアダプタを挿すことで、15Aまでの急速チャージャーやQi、USB-Cなどが利用可能
ソーラー充電対応(シガーソケット又は陸式ターミナルを使用。ソーラーパネル及びコントローラーは別途必要)
バナナジャックを差し込むだけの手軽さで、キャンピングトレーラ等へのサブ電源供給(最大50A)が可能となる
定格1500Wの外部インバータに対応(130A陸式ターミナル接続時)
BMS: JBD製 120A Bluetoothでスマートフォンアプリに接続(過充電保護、過電流保護、過放電保護、短絡保護、高温・低温保護、セルバランス機能)
セルバランサー: Heltec製 キャパシター式アクティブバランサー(最大バランス電流5A)
使用温度: 放電時-20〜50℃
充電時0〜45℃
・10A〜100A充電対応(定格充電時間10時間、急速充電1時間)
・充電用接続ケーブル内蔵(XT60コネクタ)
・防水、防滴、防塵、堅牢なスチール製アンモボックスを使用
・サイズ L300×W150×H180、重量11.7Kg
これからは実際に使って、その実力をレポートできればと思います。
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