2021年04月30日
ACインバータの電圧調整方法
トレーラには未来舎の1500WのACインバータを積んでいて、出力700Wの電子レンジと2kWのインバータエアコンを稼働させています。
今回トレーラの電装系をリン酸鉄リチウムバッテリ化したのでACインバータもパワーアップしてみました。
▲右のアンモボックスポータブル電源では1500Wインバータが精一杯だが、今回は電圧調整のためなので問題無い
今は大陸製の機器でも信頼性が高くなってきているようで、値段も国内有名メーカと比較してなんと1/3以下で購入できたりします。
今回手に入れた物は、LVYUAN(リョクエン)の定格3000W(最大6000W)正弦波インバータです。1年の通常保証のほか、永久保証を謳っていて、中国に送ればいつでも交換修理してくれるそうです。ちょっと眉唾ですが、楽天市場のオフィシャルショップでポチっとな。
今回も、いつの間にか沢山のポイントが貯まってしまう楽天リーベイツのお陰で、全ポイントで購入です。たまたまセールもしていたので約34000ポイント程でお得にゲットできました。
このインバータ、一応日本向けに100Vの電化製品が問題なく使用できるとの事ですが、無負荷状態での電圧が120V近くあり、ある程度負荷をかけると105V程度で落ち着くようです。
しかし、負荷が軽い場合は117V程度出てしまうようで、気の持ちようですが、電圧を少し下げる調整をしてみました。同じ機種を使っている人の参考になればと思い簡単に説明しておきます。
ちなみに家庭のコンセントは、101V±6Vが許容範囲となっています(95〜107Vの範囲ならば家電は不具合なく稼働する)。
調整方法は以下のとおりです。
今回トレーラの電装系をリン酸鉄リチウムバッテリ化したのでACインバータもパワーアップしてみました。
▲右のアンモボックスポータブル電源では1500Wインバータが精一杯だが、今回は電圧調整のためなので問題無い
今は大陸製の機器でも信頼性が高くなってきているようで、値段も国内有名メーカと比較してなんと1/3以下で購入できたりします。
今回手に入れた物は、LVYUAN(リョクエン)の定格3000W(最大6000W)正弦波インバータです。1年の通常保証のほか、永久保証を謳っていて、中国に送ればいつでも交換修理してくれるそうです。ちょっと眉唾ですが、楽天市場のオフィシャルショップでポチっとな。
今回も、いつの間にか沢山のポイントが貯まってしまう楽天リーベイツのお陰で、全ポイントで購入です。たまたまセールもしていたので約34000ポイント程でお得にゲットできました。
このインバータ、一応日本向けに100Vの電化製品が問題なく使用できるとの事ですが、無負荷状態での電圧が120V近くあり、ある程度負荷をかけると105V程度で落ち着くようです。
しかし、負荷が軽い場合は117V程度出てしまうようで、気の持ちようですが、電圧を少し下げる調整をしてみました。同じ機種を使っている人の参考になればと思い簡単に説明しておきます。
ちなみに家庭のコンセントは、101V±6Vが許容範囲となっています(95〜107Vの範囲ならば家電は不具合なく稼働する)。
調整方法は以下のとおりです。
1.前後のパネルを固定しているネジのうち、上側の4本(前後で計8本)を外します。
▲丸印の4箇所を前後外すと、青いヒートシンクが上下に分割される
2.大きなコイルがありますので、その後方にある青いポテンショメータ(半固定抵抗器)を調整して目的の電圧にします。
▲電源を入れるとグリーンのLEDで照らされている辺りの部品がポテンショメータ(画像中心部)
作業はたったこれだけですw
ただし、内部には高電圧がかかっている箇所もあり、電源を落としていてもコンデンサに貯まっている電荷で感電したり、回路ショートで最悪本体が故障する事もあります。また、違うポテンショメータをいじると元に戻せなくなる場合もあるので、デンキに自信のない人にはお勧めしません。
ポテンショメータとは直方体のパーツで、上部に小さなマイナスドライバーで回すことのできるツマミが付いている可変抵抗器です。
ツマミはグルグルと何回転もしてしまうのですが、基本1〜2回転で目的の電圧になるはずですから、無闇に回して壊さないよう注意しましょう。
反時計回りに回すと電圧は下がり、時計回りに回すと電圧は上がります。
念のため、内蔵の電圧計と外部テスターとで比較しましたが、内蔵の方が2V弱低かったです。この数値は個体差もあるので、参考までという事で!
この状態で電子レンジの高負荷をかけたところ、100V丁度の表示(実質102V)だったのでこれでヨシとします。
▲電源スイッチと並列にリモコンのリレーが入っているので、電源オフのまま本体設置してリモコンでON/OFFが可能
3000Wの定格なので、電子レンジを使ってもファンは回りませんでした。長時間使うともしかしたら発熱具合によってファンが稼働し始めるかもしれませんが、しばらくこのインバータを使い倒して(倒しちゃダメかw)みたいと思います。
▲丸印の4箇所を前後外すと、青いヒートシンクが上下に分割される
2.大きなコイルがありますので、その後方にある青いポテンショメータ(半固定抵抗器)を調整して目的の電圧にします。
▲電源を入れるとグリーンのLEDで照らされている辺りの部品がポテンショメータ(画像中心部)
作業はたったこれだけですw
ただし、内部には高電圧がかかっている箇所もあり、電源を落としていてもコンデンサに貯まっている電荷で感電したり、回路ショートで最悪本体が故障する事もあります。また、違うポテンショメータをいじると元に戻せなくなる場合もあるので、デンキに自信のない人にはお勧めしません。
ポテンショメータとは直方体のパーツで、上部に小さなマイナスドライバーで回すことのできるツマミが付いている可変抵抗器です。
ツマミはグルグルと何回転もしてしまうのですが、基本1〜2回転で目的の電圧になるはずですから、無闇に回して壊さないよう注意しましょう。
反時計回りに回すと電圧は下がり、時計回りに回すと電圧は上がります。
念のため、内蔵の電圧計と外部テスターとで比較しましたが、内蔵の方が2V弱低かったです。この数値は個体差もあるので、参考までという事で!
この状態で電子レンジの高負荷をかけたところ、100V丁度の表示(実質102V)だったのでこれでヨシとします。
▲電源スイッチと並列にリモコンのリレーが入っているので、電源オフのまま本体設置してリモコンでON/OFFが可能
3000Wの定格なので、電子レンジを使ってもファンは回りませんでした。長時間使うともしかしたら発熱具合によってファンが稼働し始めるかもしれませんが、しばらくこのインバータを使い倒して(倒しちゃダメかw)みたいと思います。