エアヒータ-(Eberspacher)の設置

剣 流星

2011年02月17日 19:20

うちのキャンピングトレーラにはプロパンガスのFFヒータが付いています。

これが冬場でも充分暖かいのですが、速暖性とランニングコスト、そして

LPGボンベの充填拒否問題を考えるとなにか対策をした方がいいのかな

と思うようになりました。

寒がりな我が家の奥様のためにも、雪山に行ってもすぐに暖かくなる方法

として、開放型のガスファンヒータを今まで使っていました。


確かに室内を暖める早さという点ではピカイチですが、狭い室内で開放型

燃焼暖房器具を使用するリスクもありますので、今冬はこんなものをgetし

て取り付けてみました。

12V軽油燃料のAirtronic D2というエアヒータです。

寒くになる前にイギリスの個人出品物を見つけて、無事競り勝って

日本へ届きました。それも自己責任のリスク大な中古品を…(^_^;)

中身の消耗部品は新品に交換されていたので、新品同様ということで

多少は安心していましたが、テストしてきちんと動作確認出来るまでは

ドキドキものでした。


取付場所は、フロントダイネットの正面が全体に温風が回るかなと考え

て取り付けました。EXCELにはベッド展開時用のスノコ収納庫がそこに

あるので、そのスペースを活用します。




この部分のフロアにはちょうど外部との換気のために金網が取り付けられて

いて、金網をズラしてフロアを少しだけ切り取るだけで綺麗に収まります。

ただ、エアヒータの巾とスノコ収納庫の奥行きが2センチほど合わないので、

正面の板を取り外して2センチ手前に固定する必要がありました。

切り取ったフロアはこの様な感じでスタイロフォームを合板でサンドイッチした

構造になっていました。これだけ断熱材が入っているからこそ、室内は暖か

いんですね~




エアーの吸気口はシート下に持っていきました。



リモコンは、7dayタイマー付きのものなので、任意の時間にヒータをオンにする

ことが可能です。



トレーラの床下外部にステンパイプの排気管とアルミフレキの吸入管が出ます。

見えにくいですが、写真の排気管左上に電磁ポンプが見えます。



燃料は軽油ヒータなので灯油が問題なく使えます。

5リットルのポリタンクに穴を開けたキャップを通じて燃料が吸い出されます。

そのままではタンク内が負圧になってしまうので、持ち手上部分にワンウェイ

バルブを付けて万一の燃料漏れも防ぐようにしました。



できるだけ安く仕上げるために、燃料フィルターとワンウェイバルブはラジコン模型屋

さんに行って800円以下で買えました。

取付費用別のトータルで、1/4位のコストでできたと思います。

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